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発注者の皆様へFLIPプログラムを使用した解析を発注される皆様へ

発注者の皆様へのお願い

<FLIPプログラムによる解析を発注いただく際のお願い>

FLIPプログラム(FLIP ROSE 2D、FLIP ROSE 3D、FLIP TULIP)のライセンスおよび使用に関するルールは、弊社の会員の場合は「会員規約」、プログラム購入者の場合は「使用許諾契約書(FLIP Ver.7シリーズサブスクリプション版)」に基づき許諾されています。それぞれの許諾範囲を超えての発注、契約はできませんので、FLIPプログラムを用いた解析業務を発注いただく際は、発注者の皆様におかれましても、会員規約または使用許諾 契約書の内容をご確認いただきますよう、お願い申し上げます。以下にFLIPプログラムによる解析業務を発注いただく際のよくあるご質問、ご注意いただきたい点をQ&A形式にまとめましたので、ご確認ください。

A1.当法人より会員のお客様に発行しております「会員証明書」にて会員種別をご確認いただけますので、発注先の方に「会員証明書」の提出についてご依頼ください。


A2.重大なバグが含まれていたり、仕様が古い旧バージョンをお使いいただくことはお勧めできませんので、最新の機能追加・バグ対応済みであるFLIP2D/3D/TULIPプログラムの最新バージョン(または、FLIP 2Dの場合は「安定版」と呼ばれる旧バージョンのVer.7.4.6、Ver.7.2.3_7)をご使用いただくことをお勧めいたしております。各プログラムの最新バージョンおよびFLIP 2Dの安定版は、こちらのページの「プログラム一覧」にてご確認いただけます。


A3.当法人から会員/ソフトウェア購入者の特典として提供しているFLIPプログラムおよび関連プリ・ポストプログラム、マニュアル、その他資料は、当該会員または当該購入者にのみ使用が許諾(会員同士であっても第三者にプログラム等を譲渡、頒布、貸与等は禁止)されております。 例えば、解析業務の成果物として、解析結果のみではなくFLIPプログラム、関連プリ・ポストプログラム等の実行モジュールを納品するようなことは、ライセンスの許諾範囲外となりますため、ご契約いただくことはできません。 (マニュアルやその他の会員/購入者向けの資料についても、同じく、解析業務の納品データとして公開、複写等をすることはできませんのでご注意ください。)
なお、禁止事項に関する詳細は、会員規約または使用許諾契約書に記載の「管理義務」の条項にてご確認ください。


A4.過去に実施された解析と同一の条件(同一の実行モジュール、PC、入力データ)ですと、標準版として提供しております実行モジュールであれば同一の結果となる場合がございますが、実行モジュールやPCが異なる場合、同一の入力データを 使用されましても、コンパイラのバージョンの違いや計算順序の違いにより、解析結果は完全一致しない場合がございます。
また、FLIPプログラム等の非線形解析では、若干の条件の違いでも大きな解析結果の違いとなることもあり得ます。


【FLIPプログラムによる解析発注に関するご不明点等のお問い合わせは…】
 FLIPコンソーシアム カスタマーサービス  info@flip.or.jp



発注・検収の際の有用な技術情報

FLIP ROSE®プログラムは、以下の表A~Eの通り、砂質土の液状化による構造物被害予測機能が用意されています。
それぞれの地震津波対策プロジェクトにおける特徴に合わせて、A~Eの機能から適切なものを選択いただき、ご使用ください。(A~Eの参考資料については、こちらをご参照ください。)

元数: 排水条件: 微小変形解析: 有限変形理論:  主な地盤要素:
2次元解析   非排水解析  A D  マルチスプリング要素
 排水解析  B E  カクテルグラスモデル要素
3次元解析  非排水解析  C  ×  マルチスプリング要素

※Ver.8.0以降のFLIP ROSE 2Dプログラムでは、これに加えて粘性土の圧密沈下解析機能や圧密途中での地震応答解析なども追加されました。

A、C
下記の「適切な利用方法のために」でご案内している「FLIP研究会14年間の検討成果のまとめ」をご参照ください。
B
排水解析を含む最新の適用例につきまして、下記の「高度利用について」でご案内している「一般社団法人FLIPコンソーシアム 平成24年度研究成果報告書」【東日本大震災事例解析WG】」をご参照ください。
A、C
非排水解析の最新の適用例(一部Bも含む)ににつきまして、下記の「高度利用について」でご案内している「一般社団法人FLIPコンソーシアム 平成25年度研究成果報告書」【杭軸方向挙動WG】」をご参照ください。

適切な利用方法のために FLIPプログラムに関するご質問

FLIPの適切なご利用方法や実際の機能・能力をご確認いただくために、「FLIP研究会14年間の検討成果のまとめ」をご活用ください。

「事例編」では、「FLIP解析と耐震性能設計(第1章)」「よくある問題点と解決策(第4章)」の要点を
「構造物ごとの具体的な解析事例(第3章)」とともに、解析結果の妥当性の認や適切な解析を実施いただく上
でのポイントを取りまとめております。


「事例編」、「理論編」、「サンプルデータ」のダウンロード


また、こちらのページにて、以下のFLIP ROSE®プログラムの最新の研究成果を一般公開しております。
ご自由にダウンロードください。

 【一般公開資料】
 「一般社団法人FLIPコンソーシアム 平成24年度研究成果報告書」 【東日本大震災事例解析WG】
 「一般社団法人FLIPコンソーシアム 平成25年度研究成果報告書」 【杭軸方向挙動WG】
 「一般社団法人FLIPコンソーシアム 平成27年度研究成果報告書」 【粘性土モデル化WG】
 「一般社団法人FLIPコンソーシアム 平成28年度研究成果報告書」 【大変形解析WG】
 「一般社団法人FLIPコンソーシアム 平成29年度研究成果報告書」 【不飽和土地盤WG】
 「一般社団法人FLIPコンソーシアム 平成30年度研究成果報告書」 【初期構造異方性WG】

 

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