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FLIP研究会の成果第4期FLIP研究会の成果

 平成19年7月から平成23年6月まで活動した第4期FLIP研究会の主な成果を以下に示します 。

改良・機能拡張


FLIP研究会の事業により、以下に示すような改良・機能拡張が行われました。

FLIP(2次元解析機能)
カクテルグラスモデル要素(新ダイレタンシーモデル要素の呼称変更)の基本構成則の改良対応
カクテルグラスモデル要素の構成則の拡張対応 (Sus法の追加、tmp7法の追加、接線剛性行列の変更、改良型非線形反復計算法の変更など)
カクテルグラスモデル要素の破壊線近傍の挙動を改善するための構成則変更対応
間隙水要素の非排水条件用と排水条件用への分離と排水条件用間隙水要素の安定化等のための各種整備
ユーザー定義要素としての非対称修正武田モデル要素の作成
カクテルグラスモデル要素対応の杭-地盤相互作用ばね要素の導入
簡易大変形解析機能の安定化対策
排水解析時の自由度の並べ替えによる求解時の高速化
排水解析時の安定化のためのリスタートの際のレーレー減衰剛性比例係数β等の変更可能化
2次元固有値解析機能の導入
その他各種改良

FLIP/TULIP(2次元大変形解析機能)
2次元版FLIPをベースにした幾何学的非線形性に基づく大変形解析機能の導入

FLIP(3次元解析機能)
初期自重解析開始時の拘束圧ゼロによる不安定性に対する対策のためのパラメータAA・BB設定の自動化
利用者指定の節点番号・要素番号・材料番号の外部番号化(それまでは内部配列のアドレスを兼ねた内部番号を使用)
多段階解析機能の可能化(KILL指定や基準変位選択可能化)
ジョイント要素の近傍土要素の有効応力参照機能の追加
3次元マルチスプリング要素の各種構成則の改良対応(実際の試験結果との整合性をよくするため)
3次元固有値解析機能の導入
3次元カクテルグラスモデル要素の導入
その他の各種改良

周辺プログラム(プリ・ポスト等)の整備
FLIPパラメータ決定支援環境FLIPSIMの機能向上(判定基準の異なる液状化抵抗曲線の同時描画等)
FLIPパラメータ決定支援環境FLIPSIMへの簡易設定法(再訂版)機能の追加
カクテルグラスモデル要素用パラメータ決定支援環境FLIPCSIMの開発
FLIP入力データジェネレータFLIPGENの各種改良
その他の周辺プログラムを含む各種改良


高度利用技術の研究

高度利用技術の研究では,以下に示すテーマを選択し,ワーキンググループ方式にて,検討を進めました.

カクテルグラスモデル要素(新ダイレタンシーモデル要素の呼称変更)の基本構成則の改良対応
カクテルグラスモデル要素の構成則の拡張対応
 (Sus法の追加、tmp7法の追加、接線剛性行列の変更、改良型非線形反復計算法の変更など)
カクテルグラスモデル要素の破壊線近傍の挙動を改善するための構成則変更対応
間隙水要素の非排水条件用と排水条件用への分離と排水条件用間隙水要素の安定化等のための各種整備
ユーザー定義要素としての非対称修正武田モデル要素の作成
カクテルグラスモデル要素対応の杭-地盤相互作用ばね要素の導入



上記各テーマの検討の成果は,研究会会員に報告するとともに,その概要の一部は,以下に示す論文にまとめて発表しました.


 1)  Tamari Y., Ozutsumi O., Iai S., Yokoyama N.: A numerical study on post liquefaction soil behavior by dynamic effective stress analysis, Performance-Based Design in Earthquake Geotechnical Engineering, Kokusho, Tsukamoto & Yoshimine (eds), Taylor & Francis Group, London, 2009.
 2)  Suzuki A., Ozutsumi O., Iai S., Yokoyama N.: A study on prediction accuracy of the dissipation of pore water pressure and the settlement of soil surface for an actual case by the dynamic effective stress analysis program, Performance-Based Design in Earthquake Geotechnical Engineering, Kokusho, Tsukamoto & Yoshimine (eds), Taylor & Francis Group, London, 2009.
 3)  小堤治, 溜幸生, 井合進, 川崎栄久, 鈴木明憲: カクテルグラスモデルの非排水繰り返しせん断時の挙動について, 第45回地盤工学研究発表会, pp.345-346, 2010.
 4)  鈴木明憲, 小堤治, 井合進, 飛田哲男, 川崎栄久: 透水と体積圧縮を考慮した遠心振動台実験を対象とした検討解析, 第45回地盤工学研究発表会, pp.347-348, 2010.
 5)  溜幸生, 小堤治, 井合進, 川崎栄久: 不規則荷重を受ける飽和砂の液状化後の体積収縮量に関する有効応力解析, 第45回地盤工学研究発表会, pp.341-342, 2010.
 6)  田代聡一, 井合進, 川崎栄久: グラベルドレーンの大型模型振動実験を対象とした有効応力解析, 第45回地盤工学研究発表会, pp.1521-1522, 2010.
 7)  池野勝哉, 井合進, 飛田哲男, 川崎栄久: 透水と体積収縮を考慮した遠心模型実験の解析(密詰め地盤), 第45回地盤工学研究発表会, pp.1547-1548, 2010.
 8)  北出圭介, 井合進, 関谷千尋, 築地健太郎: 間隙水の移動と液状化に伴う体積圧縮を考慮した係船岸の被災事例解析, 第45回地盤工学研究発表会, pp.1529-1530, 2010.
 9)  小堤治, 溜幸生, 井合進, 川崎栄久, 鈴木明憲: カクテルグラスモデルにおける杭-地盤相互作用ばねの適用, 土木学会第65回年次学術講演会, pp.623-624, 2010.
 10)  溜幸生, 小堤治, 井合進, 関谷千尋: 液状化地盤の透水・沈下と動的相互作用を考慮した2次元動的有効応力解析, 土木学会第65回年次学術講演会, pp.663-664, 2010.
 11)  森安俊介, 森島直樹, 井合進, 小堤治, 関谷千尋: FLIP 解析による透水を考慮した矢板式岸壁の耐震性評価, 土木学会第65回年次学術講演会, pp.665-666, 2010.
 12)  池野勝哉, 井合進, 関谷千尋: カクテルグラスモデルによる1993年釧路沖地震の一次元地震応答解析, 土木学会第65回年次学術講演会, pp.693-694, 2010.
 13)  溜幸生, 小堤治, 井合進, 芥川博昭: 液状化地盤と杭の相互作用を考慮した大型振動台実験の2次元有効応力解析, 第42回地盤工学研究発表会、平成19年度発表講演集, pp.1665-1666, 2007.
 14)  鈴木明憲, 小堤治, 井合進 ,奈良俊介, 横山伸幸: 砂質土地盤における実物大単杭水平載荷試験の三次元解析, 土木学会第62回年次学術講演会講演概要集, 3-248, 2007.
 15)  斎藤崇嗣,田代聡一,鈴木章浩,井合進, 芥川博昭: 杭基礎の静的挙動に関する3次元有限要素解析検討,土木学会第62回年次学術講演会講演概要集,3-249,2007.
 16)  溜幸生, 小堤治, 井合進, 横山伸幸: 液状化地盤における杭基礎の大型振動台実験の3次元動的有効応力解析,第43回地盤工学研究発表会,平成20年度発表講演集,pp.1635-1636,2008.
 17)  中原知洋, 井合進, 一井康二, 小堤治, 横山伸幸: 砂質土の定常状態を考慮した有効応力解析法について, 第43回地盤工学研究発表会, 2008.
 18)  小堤治, 井合進, 一井康二, 納見昭広: 砂質土の定常状態を考慮するために行った過剰間隙水圧モデルにおける応力経路の修正, 第43回地盤工学研究発表会, 2008.
 19)  本島一宏, 井合進, 横山伸幸, 澤田俊一: 砂質土の定常状態に対する細粒分含有率や間隙比などの影響について, 第43回地盤工学研究発表会, 2008.
 20)  芋野智成, 井合進, 納見昭広, 小堤治: 砂質土の定常状態を考慮した河川堤防の被災事例解析(その1), 第43回地盤工学研究発表会, 2008.
 21)  川中政美, 井合進, 小堤治, 横山伸幸: 砂質土の定常状態を考慮した河川堤防の無被災事例解析, 第43回地盤工学研究発表会, 2008.
 22)  中原知洋, 井合進, 小堤治, 納見昭広: 砂質土の定常状態を考慮した河川堤防の被災事例解析(その2), 第43回地盤工学研究発表会, 2008.
 23)  兵頭順一, 井合進, 横山伸幸, 小堤治, 吉川茂樹: 砂質土の定常状態を考慮した遠心模型実験の有効応力解析, 第43回地盤工学研究発表会, 2008.
 24)  藤井紀之, 井合進, 納見昭広, 小堤治, 澤田俊一: 砂質土の定常状態を考慮したケーソン式防波堤の被災事例解析, 第43回地盤工学研究発表会, 2008.
 25)   奈良俊介, 竹信正寛, 井合進, 納見昭広: 砂質土の定常状態を考慮した鉛直アレー観測結果の再現計算, 第43回地盤工学研究発表会, 2008.
 26)  Fujii N., Sawada S., Iai S., Ichii K., Yokoyama N., Ozutsumi O., Nakahara T., Mizuno K.: Model modification considering steady state for dynamic analysis, International Conference on Performance-Based Design in Earthquake Geotechnical Engineering from case history to practice , 2009.6.
 27)  中原知洋, 井合進, 一井康二, 小堤治, 関谷千尋: 解析プログラムFLIPにおける砂の細粒分を考慮した解析定数簡易設定法, 第45回 地盤工学研究発表会(松山), 2010.
 28)  小堤治, 井合進, 一井康二, 荒木繁雄, 三上武子, 曲伝軍, 関谷千尋: 液状化解析プログラムFLIP 入力パラメータの各種簡易設定法の比較, 第46回 地盤工学研究発表会(神戸), 2011.
 29)  中原知洋, 井合進, 一井康二, 小堤 治, 関谷千尋: 解析プログラムFLIP における砂の解析定数簡易設定法の種類とその特性, 第46回 地盤工学研究発表会(神戸), 2011.
 30)  三上武子, 小堤 治,中原知洋, 井合進, 一井康二, 川崎栄久: 液状化解析プログラムFLIP のパラメータの簡易設定法(再訂版)の構築, 第46回 地盤工学研究発表会(神戸), 2011.
 31)  一井康二, 仁科 晴貴, 井合進, 中原知洋, 小堤 治, 小野寺隆柔: 解析プログラムFLIP におけるSteady State 時のせん断応力レベルの設定法の検討, 第46回 地盤工学研究発表会(神戸), 2011.
 32)  芋野智成, 井合進, 一井康二, 小野寺隆柔: 解析プログラムFLIP における砂の解析定数簡易設定法の事例解析-河川堤防-, 第46回 地盤工学研究発表会(神戸), 2011.
 33)  佐藤誠一, 井合進, 一井康二, 由井陸粋: 解析プログラムFLIP における砂の解析定数簡易設定法の事例解析-重力式岸壁-, 第46回 地盤工学研究発表会(神戸), 2011.
 34)  佐藤成, 井合進, 一井康二, 由井陸粋: 解析プログラムFLIP における砂の解析定数簡易設定法の事例解析-重力式岸壁-, 第46回 地盤工学研究発表会(神戸), 2011.
 35)  兵頭順一, 井合進, 一井康二, 川崎栄久, 小堤治, 吉川茂樹: 有効応力解析プログラムFLIP における砂の解析定数簡易設定法を用いた事例解析(その2-盛土遠心実験-), 第46回 地盤工学研究発表会(神戸), 2011.

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